全てが上手くいかなくて
自分を壊してしまって
手に負えないくらいに暴れたのに
抱きしめるように泣いて
言葉をくれた君
初めて涙に怒りを乗せて
身体を震わせてた
嫌われることも覚悟して
頬を叩いてくれた
導いてくれた
目を覚まさせてくれた
君が教えてくれたこと
忘れないように胸に刻むよ
もう二度と間違えないように
あの日流れた涙のために
その言葉に応えたくて
進むことに必死になって
何も見えない暗い海に沈んだ時
抱き上げるように笑って
「すぐに出来なくていいよ」って
いつものように頭を撫でてくれた
身体を震わせてた
変われないことを恐れてた
空を見上げたって
海に潜ってみたって
見つからなかった場所
君が示してくれる道
手を伸ばせば行けると信じるよ
もう二度と見失わぬように
涙拭って前を向くよ
君が連れて来てくれた場所
忘れないように地図に記すよ
もう二度と迷わなくていい
涙の音はもう聞かなくていい
彼方を指差したら
笑えない遠さに笑えた
水平線を越えて
運命線さえ伸ばして
ここから共に行けたら
君のおかげで気付くこと
君のおかげで行ける場所
いつだって見失わぬように
これからもそばに居て欲しい
もしも君が迷ったときは
次は僕が君の手を引くんだ
そうして並んで歩けたら
また違う涙が流せるから